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自分のアクセスを取得させないためのGoogleアナリティクスIP除外設定

2020年7月24日

解決したい悩み

googleアナリティクスを導入したんだけど、どうやら自分のアクセスもデータにカウントされているみたい…。自分のデータを除外する方法があったら知りたい。

 

このような悩みを、記事では解決していきます。

 

GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)は、自分のサイトのアクセス数を分析できる便利なツールです。

 

ただし、初期設定のままでは自分がサイトにアクセスしたデータも、しっかりとカウントしてしまいます。

 

サイト管理するなかで何度もアクセスするため、ページビュー数や閲覧時間などのデータに影響を与えてしまい、正確なデータが取得できなくなります。

 

そのためには、自分のIPアドレスの除外設定をしておく必要があります。

 

IPアドレスとは、インタネットに接続するための機械に、それぞれ割り当てられている番号のようなものです。

 

家でインターネットをするために使っている、通信機械の番号を除外設定することで、アナリティクスのデータに反映されなくなります。

 

それでは除外の設定方法を画像付きで説明していきます。

 

アナリティクスの除外設定方法

 

除外設定をするために、通信機器のIPアドレスを調べる必要がありますが、わからなくてもすぐに調べる方法があります。

 

家のIPアドレスの調べ方

初めに除外するIPアドレスを調べる必要があります。

 

調べる方法はいくつかありますが、一番簡単な方法としては「CMAN」というサイトを開くだけで、自身のIPアドレスが表示されます。

 

 

数字が表示されるので、それをコピーしてメモ帳などに貼り付けておきましょう。

 

アナリティクスにIPアドレスを除外設定する

IPアドレスがわかったので、次はアナリティクスに除外設定をしていきます。

 

初めにアナリティクスにログインし、管理画面の左下にある「管理」から、「ビュー」という項目の中にある「フィルタ」をクリックします。

 

 

赤文字の「+フィルタを追加」をクリックします。

 

 

フィルタ設定画面(除外設定画面)になるので、設定していきます。

 

 

  • フィルタ名:フィルタ名は自由につけてもらって問題ありません
  • フィルタの種類:「定義済み」「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」と選択
  • IPアドレス:先ほど「CMAN」で調べたIPアドレスを記入します

 

設定が終わったら最後に「保存」をクリックして除外設定が完了です。

 

スマホのアナリティクス除外設定

 

実はスマホからのアクセスは、今やった設定だけではアクセスを除外することができません。

 

スマホはWi-Fi環境やデータ通信方法(4G、LTE)によってIPアドレスが変更するからです。

 

自分の家で、パソコンと同じ通信機械を使ってスマホもネットに繋げている場合は、先ほど設定した方法で除外できます。

 

スマホからのアクセスデータも反映させたくない場合は、スマホからアクセスをしないという方法もありますが、スマホでサイトをチェックすることも多々ありますので、現実的ではありません。

 

そこで、スマホでの除外設定の方法はアプリを使って行います。

 

iOS端末(iPhone)のスマホ除外アプリ

iOS端末(iPhone)の場合は「AdFilter」という広告ブロックアプリをインストールして、除外設定が可能です。

 

AdFilterアプリをダウンロードしたら、iPhoneの設定画面を開き、「safari」をクリックしてください。

 

 

「コンテンツブロッカー」という項目があるので、タップします。

 

 

AdFilterをONにします。

 

 

次にAdFilterのアプリをタップして起動させ、下に「高度なブロック」という項目をタップします。

 

 

項目の中に「Googleアナリティクス」があるのでONにします。

 

 

次は、メニューに戻り「サイト別設定」をタップして、右上の「+」をタップします。

 

 

「対象サイト」にアクセスデータを除外したいドメインを入力し、「アクセス解析ブロック」をONにします。

 

注意ポイント

ドメインは例えばグーグルのURLでしたら「https://www.google.co.jp」の太字部分「google.co.jp」がドメインです。すべてのURLを入力すると保存ができないので注意が必要です。

 

 

 

最後に保存をすることで、スマホのSafariを使って訪れたアクセスは除外されます。

 

Android端末(iPhone以外)のスマホ除外アプリ

Android端末の除外アプリとして、有名なアプリは「Adblock」「Sleipnir Mobile」の2つ。

 

ですが、Sleipnir Mobileはアクセスが除外されないトラブルもあるようなので、今回は設定も非常に簡単な「Adblock」を使って設定します。

 

  1. Google Playストアで「Adblock」をインストールする
  2. アプリを起動し、検索窓に「自分のサイト名かURL」を入力する
  3. 検索結果から自分のサイトを選ぶ

 

たったこれだけの設定で、自分のスマホからアクセスデータを除外できます。

 

まとめ

 

アナリティクスのアクセスデータは、サイトをよりよくしていくためには、とても重要なデータです。

 

アナリティクスを使い始めたら、できるだけ早めに自分のアクセスを除外する設定をしておきましょう。

 

  • 自宅のPC:アナリティクスにIPアドレス除外設定
  • iPhone:AdFilterアプリ
  • Android:Adblockアプリ

 

今回は以上です。

 

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  • この記事を書いた人

ヤマト

GoogleアナリティクスのGAIQ認定資格者。webマーケティングを得意としています。読書が生きがい。札幌在住。どこよりもわかりやすさを追求して記事を書いています。

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